薬草・野草で自然療法

体質改善や病気の治療等に威力を発揮する薬草・野草が古くから伝えられています。

このページをまとめるにあたり書籍「薬草の自然療法」

(著者:東城百合子、発行所:株式会社 池田書店)

を参考にさせて頂きました。

まだ整備中でですが情報をアップします。

今後、徐々に情報を充実したいと考えております。

我が家の菜園でも栽培しているものもありますのでそちらも参照してください。

ガンに卓効のある薬草・野草

<スギナ><枇杷><><ツルナ><ヒシ><フジのツルのコブ>

呼吸器系の病気に効く薬草・野草

<オオバコ><フキノトウ><ヤマユリ><しそ><クズ><カリン>

消化器系の病気に効く薬草・野草

<オケラ><決明子><ゲンノショーコ> <ジュズダマ><センブリ><ニラ><ニンニク

循環器系の病気に効く薬草・野草

<アカザ> <あしたば><クコ><ナズナ><マタタビ><ミツバ><ユズ><ヨモギ>

皮膚科の病気に効く薬草・野草

<クチナシ><セリ><ツワブキ><ドクダミ>

婦人科の病気に効く薬草・野草

<タンポポ><ノビル><ハトムギ><ベニバナ>

泌尿器科の病気に効く薬草・野草

<ツクシ><ヒガンバナ><ヨメナ>

歯科、口腔の病気に効く薬草・野草

<ハコベ><ウツボグサ><ヨメナ>

眼、耳、ノドの病気に効く薬草・野草

<アキノノゲシ><ユキノシタ><ヨメナ>

子供の病気に効く薬草・野草

<カキドウシ><カタクリ>

 

その他の薬草・野草・野菜

ナタ豆><大根><にんじん><トマト> <ニガウリ><オクラ><ルッコラ

ウコン><きゅうり><ブルーベリー><ブラックベリー><ラズベリー><セージ

スイートバジル><タイム><フェンネル><カモミール><チャイブ> <レンコン

イタリアンパセリ><イチジク><クコ><ゆり><藪甘草> <エゴマ

 

<大根>

大根はビタミンC、ミネラル、ジアスターゼ等の栄養素を多く含み、生、煮る、干す、漬けると様々な食べ方があり、一年中手に入る健康生活の上では無くてはならない貴重な野菜です。大根は皮の部分にも酵素やビタミン類を多く含みますので料理の際は皮ごと使うようにすると良いでしょう。また、葉にも多くのビタミン、鉄、カルシュームを含んでいますので、ぜひ料理に使いたい素材です。

 

 

 

 

 

 

<トマト>

 

生のトマトにはビタミンA、ビタミンCが多く含まれます。またリンゴ酸、クエン酸、アデニン、トリゴネリン、コリンも含有しており、
血液浄化、高血圧予防、免疫力増強、冷え性、貧血などに効用があります。

 

 

 

 

 

<にんにく>

ニンニクを多量に摂取すると胃腸を害する場合がありますので、胃腸が弱い人は注意してください。

 

 

 

 

 

ルッコラについて

ルッコラはアブラナ科のハーブで す。原産は地中海沿岸で、イタリアではよく利用されるハーブです。別名ロケットとも呼ばれ、ゴマのような風味と少しの辛味があり、サラダでの生食が適しています。

 

 

 

にんじん

 

 

 

 

レンコン

レンコンには、様々なアレルギー症状(アレルギー性鼻炎、アトピー、喘息、花粉症など)を引き起こす抗体の一つであるIgE抗体を抑制する作用があります。中国では薬用植物として珍重され、昔から様々な食養生に利用されています。

レンコンには、

あしたば

明日葉は、伊豆七島原産の野草で多年草のセリ科の植物です。非常に生命力が強い植物で、今日摘み取っても明日また直ぐ芽が出ると言うことから明日葉と名づけられたといわれています。
明日葉は、クマリン・アミノ酸・ビタミン・ミネラル・食物繊維など優れた栄養素を豊富に含んでいます。さらに、カルコン(Chalcone)、クマリン等のポリフェノール類も豊富に含んでいます。中でも「キサントアンゲロール」「4-ヒドロキシデリシン」という2種類のカルコン類は明日葉以外の植物にはほとんど含まれていない、明日葉特有のカルコン類です。明日葉に含まれるカルコン類はポリフェノールのうちフラボノイド系に属する黄色い色素を持った栄養成分です。切り口から出る黄色い液体にカルコンが含まれています。カルコン類は免疫力の向上に効果があると科学的に証明されています。様々な現代病に効果があると言われています。

<オクラ>

 

 

 

 

きゅうり

きゅうりです。品種は家庭菜園でよく作られている「さつきみどり」です。

 

 

 

イタリアンパセリ

せり科の野菜の二年草で普通のパセリに比べ葉が平たい。スープ、サラダに使います。秋に種まきし、翌年4月頃から収穫できます。

 

 

 

しそ

 

 

 

 

<エゴマ>

エゴマ(荏胡麻)は一年生のシソ科植物です。 外観は青シソによく似ていて、種と葉が利用されます。

種はシソの種より一回り大きく、アルファーリノレン酸が多く含まれ、ゴマの代わりに利用されるそうです。戦国時代、油商人であった斎藤道三が灯油として売っていたのが、エゴマの種から取った油だったという話も聞いたことがあります。

葉は韓国料理でよく使われ焼肉を包んで食べたり、しょうゆ漬けやナムル、揚げ物にも使われます。葉には鉄分がほうれん草の2倍も含まれています。また、カルシウム、無機質、ビタミンA、ビタミンC等も豊富で栄養価が高い食品です。

エゴマ関連のホームページ:日本エゴマ協会

<スイートバジル>

直播でも比較的 作りやすいハーブです。パスタ料理に重宝しています。この写真は8月11日のものですが、一ヶ月ぐらい前から収穫できています。種まきは、直播で4月29日に行いました。2ヶ月ほどで収穫できます。ある程度、株が大きくなったら、先端を収穫するようにすると脇芽が成長し全体にこんもりとなり、たくさん収穫できるようになります。所沢では春と夏の2回播種できます。春は4月下旬、夏は8月中旬が所沢での播種の適期です。

 

 

<ミイシイ>(莧菜:ヒユ菜)

莧菜、中国語読みでミイシイ、日本語読みでヒユ菜と言います。

ヒユ菜は中国野菜で米莧・莧菜(中国語読みですと「ミイシャン・ミイシイ」などいうようです。ジャワほうれん草とも呼ばれます。

外観は赤い模様がとてもきれいです。背丈は1m30cmから1m50cmほどにもなる夏から秋にかけての野菜です。一度種を蒔いて成長すると、自然に種がこぼれ、毎年たくさんのミイシイが芽を出します。

料理には赤い葉が使われます。鉄分が豊富でほうれん草の2倍も含まれるそうです。またビタミンA、ビタミンCも豊富です。

アクも少なく癖もないのでおひたし、汁の実、油いためによく使われます。葉に含まれる赤は赤ワインや小豆にもあるポリフェノールのようです。豚肉、にんにくと一緒に油いためをすると美味しく頂けます。

 

<ヘチマ>

ヘチマ(学名:Luffa cylindrica)はインド原産のウリ科の植物の一種です。若い果実は食用に、成熟した果実はヘチマタワシなどに用います。 ヘチマは繊維が取れる事に由来し「糸瓜」と書きます。もともとの「糸瓜(いとうり)」が「とうり」に訛り、「と」は『いろは』の「へ」と「ち」の間にあることから「へち間」の意で「へちま」と呼ばれるようになりました。 沖縄では”なべあらい(鍋洗い)”に由来し、ナーベラーと呼びます。

食用: 若い果実は青い皮を剥いて、汁物や煮物(味噌煮)などを作るとよい。沖縄料理では味噌味の炒め煮であるナーベラーンブシーが知られています。

へちま水: へちま水は、秋に、地上1mの蔓を切り、切り口を容器に差し込んでおくとたまる。化粧水や民間薬として使われてきた。 含有成分は、ヘチマサポニン、硝酸カリウム、ペクチン、タンパク質、糖分等である。常温では腐敗するので冷蔵庫などに貯蔵すること。咳止め、むくみ、利尿に効くと云われています。またあせも、ひび、あかぎれ、日焼け後の手当てにも効果があるとされています。

タワシ: 秋、完全に熟した実を水の中で腐敗させ繊維だけにしたものをヘチマタワシとして利用します。

<ナタ豆>

ナタ豆は刀豆、とうずとも呼ばれる東南アジア原産の豆科のつる性一年草です。サヤは大きく30cmから50cmにもなります。若いサヤは刻んで福神漬に使われています。

また、成熟したサヤ、豆は肝臓を強化し、人間が本来持っている免疫力を高める優れた薬効があると伝えられています。

血液浄化、血行促進、排膿、消炎作用があり、腎臓・歯槽膿漏・歯周病・痔ろう・膿・蓄膿症などに効用があると伝えられています。

 

 

 

 

ウコン

ウコンは、香辛料、着色料、生薬として用いられるショウガ科ウコン属の多年草。秋ウコン、キゾメグサ(黄染草)とも呼びます。英語名はターメリック (turmeric)です。

インドなどの熱帯アジアを原産とし、地下に肥大した濃黄色の根茎を持つ。この根茎を水洗して皮を剥き、5〜6時間煮た後2週間ほど天日で十分乾燥させて細かく砕き、使用する。カレーに欠かせない香辛料である。また黄色の着色料としても使われ、キゾメグサの異名がある。カレーの黄色はウコンの色であるほか、たくあんや黄袋などにも用いられる。黄色の色素成分はクルクミン である。

クルクミンには他に、利胆(胆汁の分泌を促進)、健胃などの薬効がある。他の薬効成分として、ターメロン(利胆)、ジンギベレン、d-α-フェランドレンシネオール(防腐)などがある。
またインド周辺では食用以外に、傷薬や肌のパック剤(体毛の伸びを抑える、肌に潤いを与える効果があると考えられている)、染料など種々の用途に使われる。東南アジア諸国には、インドネシア原産でクルクミンの含有量が多く薬効が強い変種があり、現地名のクニッツで日本でも流通している。

<ニガウリ>

 

 

 

 

 

 

梅は万病に効くと言われています。

 

 

 

 

<ラズベリー>

ラズベリーの原産はヨーロッパで、バラ科の潅木性多年草です。ヨーロッパにおいては、有史以前から利用されていましたが、栽培が始まったのは中世期からです。最近では、日本でも栽培が盛んになってきています。

ラズベリーの果実は、宝石のルビーを思わせる鮮やかな色と、見た目の愛らしさで、ケーキやジャム、お菓子などによく使われています。果実には、クエン酸やリンゴ酸、ペクチンが含まれるので、そのまま生食したり、ジャムにしても美味しい。また、果実には鉄分やビタミンCも豊富に含まれています。

所沢では、地植えでの栽培が可能で、6,7月に果実を収穫することができます。また、秋にも収穫ができます。

 

<ブルーベリー>

 

 

 

 

<ブラックベリー>

 

ブラックベリーは所沢の気候に合っているようです。菜園に植え、冬は北風にさらされている環境ですが、毎年毎年たくさんの実がなります。利用方法は、ジャムが美味しいです。少し酸味がありとても美味しいジャムになります。ラズベリーを黒くしたような実ですが、種はとても硬く、そのままジャムにするととても食べられません。裏ごしし種を取り除いてからジャムにします。 また、35度のホワイトリカーベースでブラックベリー酒もとても美味しいです。ブラックベリーに35度のホワイトリカーを注ぎ、蜂蜜を入れます。

 

 

枇杷>

ビワの苗です。実を食べて後の種を蒔いておくと芽が出ます。発芽率はきわめて良くほとんどの種が発芽し、そのまま元気に育ちます。菜園に直植えして3年ほどのビワは背丈が1mほどになり元気に成長しています。実成の場合、実がなるまでに10年以上必要との情報があります。現在は、ビワ温灸用に葉を使用 しています。

 

 

<イチジク>

イチジクは、西アジア原産のクワ科イチジク属の落葉小高木で、漢字で「無花果」と書き、別名 蓬莱柿(ほうらいし)唐柿(トウガキ)南蛮柿とも呼ばれている。

イチジクは、「1日1個ずつ熟す」「実がなってから1カ月で熟す」ことから「一熟」といわれ、転じてイチジクとなったともいわれています。 その実は様々な薬効があるといわれています。果実の切り口から出る白い乳液はイボや虫刺されの薬として利用されています。果肉には脂肪分解酵素リパーゼやでんぷん分解酵素アミラーゼを含み、これらが胃腸の働きを活発にし消化吸収をよくする そうです。また果肉には発ガン性の過酸化脂質を分解するパーオキシダーゼを含むので、ガン予防効果も期待できる。食物繊維のペクチンはコレステロールや老廃物を排出し、便秘解消に役立つ といわれています。(ホームページ(http://www.health-jiten.com/shokuzai/150.html)より抜粋)。

所沢では地植えが可能で夏に沢山の実を収穫することができます。

クコ

クコは果実、葉茎、根皮と全てを不老長寿の薬草として昔からよく利用されます。

枸杞子(くこし・果実)は、肝臓に作用するとされていて肝臓に脂肪がたまるのを防いだり、ホルモンの分泌を盛んにすることから、老人のクコの常用は老人病の妙薬とされています。

クコの根(左の写真)を採取して、よく水洗いした後、皮をはいで乾燥させたものは、生薬(しょうやく)で地骨皮(じこつび)といいます。 地骨皮(じこつび)は、血圧降下、血糖降下、解熱、たんきりに、乾燥した根皮10〜15グラムを煎じて、1日3回食前に服用します。

 

 

<セージ>

セージはシソ科アキギリ属の多年草または常緑低木。和名はヤクヨウサルビア。所沢では冬でも戸外で栽培できる。
高さ50-70cmほど。5-7月ごろに紫または白色の唇状花を咲かせる。長楕円形で柄のある葉は対生し、表面に細かい縮れがあるのが特徴。茎は成長するに従って根本から木質化する。株全体に独特の香りがある。

10年ぐらい前に菜園に植えたセージは植えっぱなしで特に植え替えもせず元気に育っています。所沢の気候には合っているようです。冬も何もせずそのまま越冬できます。セージは挿し木で比較的簡単に増やすことができます。

 

タイム

タイムは、最もよく知られているハーブの1種です。その葉、または、開花期の地上部を、肉料理やカレー料理のほか、ハムや、ソーセージの香りづけなどに用います。昔から煮込み料理には欠かせないハーブとして親しまれています。薬用としても、ハーブティーにして、風邪、気管支炎、咽頭炎などに利用されます。また、血行をよくし、消化を助ける作用もあります。タイムは、また、浴湯料としても使われる。タイムを水蒸気蒸留して得られた精油成分は、「タイム油」と呼ばれる。「チモール」などの成分を含み、鎮痛、鎮咳、駆虫薬のほか、歯磨きやソースの香料などに用いられます。

所沢での栽培:地植で越冬することができます。

 

フェンネル

フェンネルは地中海沿岸原産のせり科の多年草です。スイートフェンネル、フローレンスフェンネルなどの種類があり、これは多年草のスイートフェンネルです。ハーブとしてよく知られ、細い葉の部分を魚料理、サラダなどに利用します。ハーブティーとしても利用できます。和名を「ウイキョウ(茴香)」と言い種子は漢方薬として利用されています。所沢の気候にもよく合っていて非常によく育ちます。冬は地上部が枯れ、春になると元気に芽吹きます。右側の写真は5月上旬の頃の写真です。秋になると花が咲き実がなります。

 

 

 

チャイブ

チャイブの花です。

 

 

 

ゲンノショーコ

ゲンノショウコ(現の証拠)はフウロソウ科フウロソウ属の山野草で別名ミコシ草と呼ばれています。江戸時代から下痢止めなどの民間薬として用いられてきました。利尿効果のあるケルセチンや血圧を低下させる効果のあるヒヨリン、解毒作用を持つコハク酸などの成分が含まれています
低地〜山地の草地、道端などに生え、茎の高さは30〜70センチ。枝先や葉腋から伸びる長い花柄の先に、直径1〜1.5センチの白色〜淡紅色の花を2個つける。

所沢での栽培:地植で越冬することができます。

 

決明子

民間薬で、煎じて服用すると様々な薬効があるといわれています。便秘、慢性胃腸病、消化不良、胃拡張、胃下垂、胃酸過多、胃アトニー、口内炎、黄疸、じんましん、腎臓病、腎盂炎、脚気、糖尿病、膀胱カタル、婦人病、神経痛、眼病などに効き目があることが知られています。

 

 

 

<桜>

自宅の庭に15年ほど前に植えた八重桜です。八重桜は、ソメイヨシノより開花時期が遅く、例年4月中旬に満開になります。

桜の花はとてもきれいなのですが、ひとつ困ることは毛虫などの害虫が付きやすいことです。毎年、花後と8月の終わりに消毒します。

 

 

 

 

カモミール

ポットへ播種したカモミールです。その後、菜園へ定植しました。

 

 

 

 

ツルナ

 

 

 

 

藪甘草

藪甘草です。ゆり科きすげ属の野草です。漢方薬に使われる甘草はマメ科の植物ですから藪甘草とは違う仲間です。ゆり科きすげ属の仲間には、日光キスゲ、野甘草があります。これらの花は一重ですが、藪甘草は八重咲きでこちらの方が華やかです。花は、一日咲きで咲いた翌朝にはしぼんでしまいます。一本の株に7,8個のつぼみを持ちますので次々に花が咲きます。

 

 

 

 

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